家づくりを考え始めると、
「ZEH水準の家」「断熱等級5」「UA値0.6以下」
といった言葉を目にする機会が増えてきます。
しかし実際には、
ZEH水準という言葉だけで住宅性能を判断するのは危険
ということは、あまり知られていません。
この記事では、
東海市で注文住宅を検討している方に向けて、
- ZEH水準の家とは何か
- 断熱性能で本当に確認すべきポイント
- 工務店選びで失敗しない考え方
を、専門用語をできるだけ噛み砕いて解説します。
ZEH水準の家とは?簡単に言うとどんな住宅?
ZEH(ゼッチ)とは
「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略で、
高い断熱性能と省エネ性能によって
年間のエネルギー消費量を大きく抑えた住宅
を指します。
最近よく使われる「ZEH水準の家」という表現は、
- 太陽光発電の搭載は必須ではない
- 断熱性能・省エネ性能がZEH基準相当
という意味で使われるケースが一般的です。
東海市(6地域)におけるZEH水準の断熱基準
東海市が属する6地域では、
ZEH水準の住宅として、主に次の基準が求められます。
- 断熱等級:等級5以上
- UA値:0.6以下
この数値自体は、
多くの工務店・住宅会社が対応できる時代になっています。
ただし注意|UA値だけで「快適さ」は決まりません
ここはとても大切なポイントです。
UA値は、
住宅全体の平均的な断熱性能を示す指標であり、
それだけで住み心地のすべてが決まるわけではありません。
同じUA値0.6以下でも、
- 室内の温度ムラ
- 冬の足元の冷え
- 夏の暑さの感じ方
には差が出ます。
ZEH水準の家で本当に確認したい断熱のポイント
① 断熱材の種類と施工方法
断熱性能は、
どの断熱材を、どのように施工しているかで大きく変わります。
- 壁・天井・床で断熱仕様が分かれているか
- 標準仕様が明確に説明されているか
- 数値だけでなく考え方を説明してくれるか
ここを曖昧にしたまま進めるのは要注意です。
② 窓の性能はZEH水準住宅の要
住宅の中で、
熱の出入りが最も大きいのは窓です。
ZEH水準の家を検討するなら、
- 樹脂サッシか
- Low-E複層ガラスを採用しているか
- 窓の性能を具体的に説明できるか
は必ず確認したいポイントです。
③ 数値の「根拠」を説明できるか
ZEH水準を名乗る住宅であっても、
- なぜその断熱性能なのか
- どの部分で数値を確保しているのか
を説明できないケースも少なくありません。
信頼できる工務店は、
- 計算根拠を明確に示す
- 数値と実際の暮らしを結びつけて説明する
という姿勢を持っています。
ZEH水準の家=光熱費が必ず安い、ではない?
「ZEH水準なら光熱費が下がりますよね?」
という質問はとても多いです。
答えは、
設計と仕様次第で結果は大きく変わるです。
- 断熱性能が適切に確保されている
- 窓や日射の考え方が整理されている
こうした住宅では、
冷暖房費の負担は抑えやすくなります。
一方で、
基準を満たすことだけを目的にしたZEH水準住宅では、
期待ほどの効果を感じられないこともあります。
東海市でZEH水準の家を建てるなら工務店に聞くべきこと
打ち合わせの際には、
次のような質問をしてみてください。
- UA値はいくつですか?
- その数値はどのような計算に基づいていますか?
- 窓の仕様は標準ですか?
- 断熱性能についてどんな考え方をしていますか?
考え方まで説明できる工務店は、
長く快適に住める家づくりをしている可能性が高いです。
まとめ|ZEH水準の家は「中身」を理解することが大切
ZEH水準の家は、
決して特別な住宅ではありません。
しかし、
- 数値の意味を理解せずに選ぶ
- 断熱の考え方を確認しない
まま進めてしまうと、
「思っていた住み心地と違う」と感じる原因になります。
東海市で工務店を選ぶ際は、
ZEH水準という言葉だけに惑わされず、
断熱性能の中身まで説明してくれる会社かどうか
を基準に検討してみてください。
ZEH水準の断熱性能を理解した上で、
東海市の工務店で家づくりを検討している方はこちらをご覧ください。
性能だけでなく、考え方まで整理して解説しています。
